証券会社のウェブサイトで投資信託を検索すると、数多くの商品が表示されます。投資対象、運用会社、信託報酬、分配方針などが異なるため、初心者が商品名だけを見て選ぶのは簡単ではありません。
「売れ筋ランキング1位」「直近1年間の運用成績が高い」「分配金が多い」といった情報は、商品を知るきっかけにはなります。しかし、それだけで自分に合う投資信託かどうかは判断できません。
投資信託の選び方で重要なのは、将来上がる商品を正確に予想することではなく、何に投資する商品なのか、どのようなリスクがあるのか、どの程度のコストがかかるのかを比較することです。
投資信託は人気だけで選ばない
販売ランキングや値上がり率は、投資信託を探す際の参考情報になります。ただし、ランキング上位であることと、自分の目的に適していることは同じではありません。
ランキングは過去の結果を示している
投資信託のランキングには、販売金額、資金流入額、値上がり率、純資産総額など、さまざまな種類があります。
値上がり率ランキングの上位にある商品は、直近の相場環境で大きく上昇した商品です。しかし、すでに価格が上昇した後であり、購入後も同じように上昇するとは限りません。
特定の国、業種、テーマへ集中投資する商品は、相場環境が合えば大きく上昇する一方、状況が変わると大きく下落する可能性があります。
おすすめ商品が全員に合うわけではない
同じ投資信託でも、20代で30年以上運用する人と、退職金を使いながら生活する60代では、適した資産配分が異なります。
値下がりしても長期間保有できる人と、数年以内に取り崩す予定がある人でも、受け入れられるリスクは同じではありません。
第三者のおすすめを参考にする場合も、自分の投資目的、運用期間、家計状況に合っているかを確認します。





