投資ファンドの仕組みや種類を理解しても、実際にどこで購入し、どのように管理するのか分からなければ投資を始めることはできません。投資信託は銀行や証券会社、ETFは主に証券会社を通じて購入します。
口座を開設した後も、商品を検索し、投資金額、購入方法、分配金の扱いなどを決める必要があります。NISAを利用する場合は、通常の課税口座との違いや、対象商品も確認しなければなりません。
ここでは、投資目的の整理から金融機関選び、口座開設、ファンド購入、積立設定、購入後の見直しまでを順番に解説します。
投資の目的と予算を決める
最初に行うのは、証券会社を比較することではなく、何のために投資するかを決めることです。目的によって、投資できる期間や選ぶファンドが変わります。
資金を使う時期を決める
老後の生活費として数年後から使うのか、10年以上先の資金として運用するのかを整理します。使う時期が近い資金ほど、価格変動の大きい株式ファンドへ投資する割合は慎重に考える必要があります。
「老後資金」という一つの目的でも、退職直後に使う部分と、70代以降に使う部分では運用できる期間が異なります。資金を使う時期ごとに分けると、預金として残す金額と投資へ回す金額を決めやすくなります。
無理なく投資できる金額を決める
投資金額は、値下がりしても生活に影響せず、すぐに売却する必要がない範囲にします。投資信託の積立では、毎月の収入から継続して出せる金額を設定します。
まとまった預金を投資する場合も、全額を一度に購入する必要はありません。複数回に分けて購入したり、最初は少額で値動きを経験したりする方法があります。





