定期預金を解約する人が増えたように見える理由
満期後の引き出しも解約と呼ばれる
定期預金から資金を引き出した人が、全員満期前に中途解約したとは限りません。
満期を迎えた後に自動継続せず、普通預金へ移した場合も、一般的には定期預金を解約したと表現されることがあります。
定期預金からお金が動くケースには、次のようなものがあります。
- 満期前に中途解約した
- 満期後に普通預金へ移した
- 別の銀行の定期預金へ預け替えた
- 日常生活や住宅修繕などに使った
- 株式や投資信託を購入した
定期預金の残高が減ったとしても、そのすべてが株式投資へ向かったとは限りません。
より金利の高い銀行へ預け替える
定期預金の金利は、金融機関や預入期間によって異なります。現在利用している銀行よりも高い金利を提示する銀行があれば、満期後に預け替える人もいるでしょう。
この場合は、定期預金をやめたわけではありません。預け先となる金融機関を変更しただけです。
NISAを使って投資を始める
NISAの成長投資枠では、年間240万円まで一定の上場株式や投資信託などを購入できます。
つみたて投資枠の年間120万円と併用でき、非課税保有限度額は合計1800万円です。成長投資枠だけで利用できる上限は1200万円となっています。※2
こうした制度をきっかけに、定期預金の一部を株式や投資信託へ移す人もいると考えられます。
ただし、定期預金を解約した人のうち、何人がNISAや株式投資を始めたのかを直接示す公的な統計は確認できません。





