運転免許証の画像とハッカーのイラスト

漏えい確認サービスとセキュリティ製品の選び方

個人情報の流出を確認するサービスを比較するときは、「過去の漏えいを調べる」「今後の流出を監視する」「新たな情報流出を防ぐ」という3つの役割を分けて考えると選びやすくなります。

過去の漏えいを調べるなら照合サービス

Have I Been Pwnedのようなサービスは、入力したメールアドレスが既知のデータ漏えいに含まれているか確認したい場合に利用できます。

過去に登録していたネットサービスの情報が流出していたことを後から知るケースもあるため、長期間同じメールアドレスを利用している場合には確認する方法の一つです。将来新たな漏えいデータにメールアドレスが現れた際に通知を受ける機能も提供されています。

継続監視ならダークウェブモニタリング

漏えい情報を自分で何度も検索するのではなく、継続的に監視したい場合にはダークウェブモニタリング機能を比較します。

トレンドマイクロ ID プロテクションでは、メールアドレスやクレジットカード番号などの登録情報を監視し、流出が確認された場合に通知します。さらに、ID・パスワードの管理、SNSアカウント監視、危険なWebサイトの警告など、個人情報を守るための複数の機能があります。

ただし、監視サービスを利用していても、すべての個人情報流出や不正利用が検知できるわけではありません。監視結果だけで安全と判断しないことが重要です。

端末全体を守るなら総合セキュリティ製品

ESET HOME セキュリティ アルティメットは、個人情報の流出監視に加えて、ウイルスやスパイウェアなどのマルウェア対策、VPNなどを含むプランです。

ESET Identity Protectionはアルティメットプランに含まれており、単体で購入するサービスではありません。そのため、「個人情報が漏れていないか監視したいだけ」という場合と、「パソコンやスマートフォンのセキュリティもまとめて対策したい」という場合では費用の考え方が異なります。

比較したいのは料金だけではない

比較項目確認するポイント
監視対象メールアドレス、カード情報など何を登録できるか
監視方法一度照合するだけか、継続的に監視するか
予防機能フィッシング対策やマルウェア対策があるか
利用台数パソコンやスマートフォンを何台保護できるか
料金月額・年額と必要な機能のバランス

どのサービスでも、インターネット上に存在するすべての漏えい情報を把握できるわけではありません。ログイン履歴やカード利用明細など、本人だから確認できる情報と組み合わせることが大切です。

次ページでは、個人情報の流出が見つかった場合に、すでに不正利用されていないかを確認する方法を見ていきます。