運転免許証の画像とハッカーのイラスト

個人情報の漏えいが心配なときは、メールアドレスやパスワードだけでなく、ログイン履歴、カード・銀行の利用履歴、信用情報まで段階的に確認することが重要です。ここでは個人でできる確認方法と、異常が見つかった場合の対処を解説します。

この記事でわかること

  • 自分の個人情報が漏れていないか確認する4つの方法
  • メールアドレス・パスワードの漏えい確認サービスの使い方
  • クレジットカード・銀行・信用情報から悪用を確認する方法
  • 漏えいや不正ログインが見つかったときの対処手順
  • 個人情報の漏えい確認後にやっておきたい再発防止策

自分の個人情報が漏れていないか確認する4つの方法

最初に知っておきたいのは、氏名・住所・メールアドレス・パスワード・カード番号など、あらゆる個人情報の漏えいを一括して判定できるサービスはないということです。確認したい情報や被害の種類に応じて、複数の方法を組み合わせます。

1.メールアドレスやパスワードの漏えいを調べる

過去に公表・確認されたデータ漏えいに自分の情報が含まれていないか調べる方法があります。代表例が「Have I Been Pwned」です。メールアドレスを入力すると、そのアドレスが既知のデータ漏えいに含まれていたかを確認できます。

また、Google Password Managerの「パスワード チェックアップ」やAppleの「パスワード」アプリでは、保存しているパスワードが既知の漏えいデータに含まれていないか確認できます。ただし、どのサービスも世界中のすべての漏えいを把握しているわけではありません。「該当なし」であっても、漏えいしていないことの完全な証明にはなりません。

2.GoogleやMicrosoftなどのログイン履歴を確認する

メールアドレスやパスワードが漏れていても、実際に不正利用されていない場合があります。そこで重要になるのがアカウントのログイン履歴です。

Googleアカウントでは最近利用した端末やセキュリティイベント、Microsoftアカウントでは最近のアクティビティを確認できます。自分が使っていない端末、覚えのない日時や場所からのログインがないか確認しましょう。




3.カード・銀行口座に身に覚えのない利用がないか見る

個人情報がすでに金銭被害へつながっていないかを確認するには、クレジットカードの利用明細と銀行口座の入出金履歴が重要です。少額の決済であっても、自分が利用したものか確認してください。

4.なりすまし契約が心配なら信用情報を確認する

氏名、住所、生年月日、本人確認書類などが漏れた可能性があり、「自分名義でカードやローンを申し込まれていないか」が気になる場合は、信用情報の本人開示という方法があります。CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターなどで、自分に登録されている契約や照会記録を確認できます。

確認方法主に確認できること代表的なサービス
漏えいデータ確認メールアドレス・保存パスワードHave I Been Pwned、Google Password Manager、Apple「パスワード」
ログイン履歴不審な端末・ログインGoogle、Microsoftなど
利用明細不正決済・不正送金カード会社、銀行
信用情報開示ローン・クレジット等の契約や申込みCIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター

まずは無料で確認しやすいメール・パスワード、ログイン履歴、金融機関の明細から確認し、本人確認書類の流出やなりすまし契約まで心配な場合は信用情報へ範囲を広げると整理しやすくなります。次ページでは、漏えい確認サービスで何が分かり、結果をどう判断すればよいかを詳しく見ていきます。