運転免許証の画像とハッカーのイラスト

自分名義の借入れ・クレジット契約を信用情報で確認する方法

免許証画像の悪用で特に心配なのが、知らないうちにローンやクレジット契約を申し込まれていないかという点です。信用情報の本人開示では、現在の契約だけでなく、機関によっては最近の申込みや照会に関する情報も確認できます。

CICでは「申込情報」と「クレジット情報」を確認

CICの開示報告書では、クレジットカードやローンなどの申込情報、契約内容、契約額、残高、支払状況などを確認できます。

特に免許証画像の流出後は、「自分が申し込んだ覚えのない会社名がないか」「知らない契約や残高がないか」を確認します。CICの申込情報は照会日から6か月間保有されるため、契約に至らなかった申込みの痕跡が見つかる場合もあります。

確認する項目注意したい内容
申込情報利用した覚えのない会社や申込日
契約内容知らないカード、ローン、分割契約など
契約額・残高身に覚えのない借入額や残債
支払状況知らない契約で請求や延滞が発生していないか

JICCと全国銀行個人信用情報センターも確認候補

信用情報機関ごとに加盟している会社が異なるため、CICに身に覚えのない情報がなかったとしても、それだけで確認を終える必要はありません。JICCや全国銀行個人信用情報センターにも本人開示制度があります。

たとえば銀行系のローンなどを確認したい場合は全国銀行個人信用情報センター、貸金業者などを含めて広く確認したい場合はJICCも確認候補になります。3機関の情報は一部で交流されていますが、本人開示で確認できる内容は各機関で異なるため、それぞれへの開示が基本です。

知らない会社名があっても、すぐ不正契約とは限らない

開示報告書に知らない会社名が表示されたからといって、すべてがなりすましとは限りません。たとえば銀行ローンを利用した際、実際に借りた銀行とは別の保証会社が信用情報に登録される場合があります。

一方で、契約日、商品、契約額などを見てもまったく心当たりがない場合は放置しないことが重要です。開示報告書に記載された登録会社を確認し、その会社の公式サイトなどから正規の問い合わせ先を調べて、本人が申し込んだ契約ではないことを伝えます。

請求書やSMSに書かれた番号が本物とは限らないため、不審な連絡に記載された電話番号へそのまま折り返すのではなく、公式情報から連絡先を確認するほうが安全です。

次ページでは、信用情報だけでは把握しにくい銀行口座、携帯電話、FXなどの口座が自分名義で作られていないかを確認するポイントを見ていきます。