落とし穴2:理解できない商品に手を出す

初心者がつまずきやすいのは「よくわからないけれど儲かりそうだから買う」というパターンです。

仕組債、レバレッジ型ETF、暗号資産などは専門知識がないと理解が難しく、リスクも大きくなりがちです。

たとえば仕組債。証券会社から「年利8%で運用できます」と勧められたら、つい魅力を感じるかもしれません。しかしその裏には「特定の株価指数が一定以上下落したら元本が大きく減る」という条件が隠れていることがあります。

仕組みを理解しないまま購入すれば、どんな条件で損失が出るのか分からないまま資産を失いかねません。

避け方:自分の言葉で説明できない商品は選ばないことです。「なぜその利回りになるのか」「どのリスクを負っているのか」を理解できなければ、今の自分にはまだ早い商品だと割り切りましょう。初心者はまず、仕組みがシンプルで広く情報が公開されている投資信託やインデックスファンドから始めるのがおすすめです。