2. 日本や世界全体に広く投資するスタイル(インデックス投資)
ひとまとめで「たくさんの会社」に投資できる
インデックス投資とは、市場全体の動きに連動する商品を買う方法です。たとえば「日経平均株価」や「TOPIX(東証株価指数)」に連動する商品を買えば、日本の代表的な企業にまとめて投資できます。「S&P500」や「全世界株式」に連動する商品を選べば、アメリカや世界全体に投資できます。
長期で見ると成長が期待できる
株式市場は短期的には上がったり下がったりを繰り返します。しかし過去を振り返ると、アメリカ市場(S&P500)は50年間の平均で年7%前後、日本市場でも3〜5%ほどの成長を見せてきました。もちろん将来を保証するものではありませんが、数年〜10年単位で保有すれば、インフレに負けない資産づくりが可能です。
物価上昇に備える力がある
銀行預金は利息がほぼゼロに近いため、物価が上がると「実質的にお金の価値が目減り」します。一方で株式市場全体は物価とともに成長する傾向があり、インフレに備える力があるのが魅力です。
注意点:短期の値下がりに耐える必要あり
インデックス投資は「必ず増える」わけではありません。短期的には20%以上の下落が起こることもあります。そこで大切なのは「慌てて売らない」ことです。数年間は持ち続ける覚悟で臨めば、長期的には安定した成果が期待できます。