
理由③:世界的に「作るのが難しい」業界だからこそ価値がある
半導体は作るのがとても難しく、専門的な技術や巨大な設備投資が必要です。新しい会社がすぐに参入できるわけではありません。つまり、技術を持つ企業が強いポジションを保てるという特徴があります。
たとえば、半導体を作るための装置を提供する「東京エレクトロン」や、素材を作る「信越化学工業」などが代表的です。こうした企業は世界でも高いシェアを持ち、投資家からも注目されています。
理由④:長期的な成長が期待できる
スマートフォンや家電に加えて、AI・ロボット・自動運転・5G通信など、今後の新技術にも半導体は欠かせません。「未来の産業の中心」ともいえる分野のため、長期的に見ても成長が見込まれています。
実際に、2023〜2025年にかけては半導体関連企業の株価が世界的に上昇し、多くの投資家が注目するようになりました。もちろん株価は上下しますが、「これからも必要とされる分野」という安心感があるのです。