「乳酸菌で免疫ケアができる」と聞くと、なんとなく体によさそうとは思っても、本当に効果があるのか疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、乳酸菌と免疫の関係を、キリンの研究や最新の知見を交えながらわかりやすく解説します。
乳酸菌=整腸作用だけじゃない
乳酸菌と聞くと「お腹の調子を整える」というイメージが一般的です。実際に多くの乳酸菌は、腸内環境を改善し、便通を促す働きが報告されています。
しかし、近年では「腸内環境と免疫機能は密接に関係している」ことが明らかになっており、乳酸菌の中には免疫システムに直接作用するものもあることが分かってきました。これにより、「免疫ケアに役立つ乳酸菌」という新しいカテゴリーが登場しています。
キリンの研究から生まれたプラズマ乳酸菌
免疫ケアに特化した乳酸菌の代表例が、キリンが開発した「プラズマ乳酸菌」です。これは、一般的な乳酸菌とは異なり、腸内だけでなく「免疫細胞そのもの」に働きかけるという特徴があります。
具体的には、「pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)」という免疫の司令塔ともいえる細胞を活性化し、ウイルスや細菌に対する防御反応を引き出すことが研究で確認されています。キリンはこの作用を「免疫のスイッチを入れる」と表現しており、従来の乳酸菌とは異なるメカニズムで体を守るサポートをしています。
機能性表示食品としての信頼性
プラズマ乳酸菌を配合したサプリやドリンクは、機能性表示食品として販売されており、「免疫機能の維持に役立つ」という表記が認められています。この表示は、一定の科学的根拠に基づいて届け出がされている製品にのみ許可されるもので、信頼性の高さの証といえます。
また、ヒト試験の結果も公表されており、一定期間の摂取で風邪やインフルエンザなどの罹患率が低下したという報告もあります。すぐに効果が出るものではありませんが、「日常的に取り入れることで体調が安定する気がする」というユーザーの声が多いのも特徴です。
こんな人にこそ試してほしい
乳酸菌による免疫ケアは、特に以下のような人におすすめです。
- 風邪をひきやすく、体調を崩しがちな人
- 忙しくて生活リズムが乱れやすい人
- 季節の変わり目に体調を崩すことが多い人
- 日々の健康管理に不安がある人
キリンのプラズマ乳酸菌は、そうした悩みに寄り添う乳酸菌として、サプリや飲料の形で手軽に取り入れることができます。「免疫ケアは難しそう」と感じる方でも、まずは1日1粒、1本から始めてみてはいかがでしょうか。