暴落に強い自動化とメンタル

下落の現実を先読み

  • -10%:ニュースがザワつく。
  • -20%:SNSが荒れる。
  • -30%:心が折れかける。

——この“想定シナリオ”をメモしておくだけで、来たときの動揺は半減します。

止めないための“6つの自動化”

  • 毎月積立は“固定額”で自動化(手動にしない)
  • 積立日=給料日翌営業日(現金があるタイミングで機械的に執行)
  • アプリ通知は“約定結果のみ”(値動き通知はオフ)
  • ボーナス月は“+1〜2万円だけ増額”の予約設定
  • 年1回の“見直し日”を固定(上がっても下がっても“年1回だけ触る”)
  • 機動クッションは“相場-○%で1/3ずつ投入”と先に決めておく

パニックを避ける“やらないこと”

  • 毎日の評価額チェック(週1回まで)
  • SNSの煽りポスト巡回
  • ルール外のナンピン/一括解約

継続の根拠を30秒で言語化

私は、全世界の成長=人と企業の積み上げに乗る。短期は荒れても、長期の平均に戻る可能性が高い。だから“毎月一定額を続ける”。

自己点検チェックリスト(10項目)

  • □ 生活防衛資金(6か月分)は別枠でキープしている
  • □ 積立は自動化し、手動の余地を消している
  • □ インデックス中心で分散されている
  • □ 手数料は年率低コストを選べている
  • □ 目標配分と“ズレ直し基準(±5%)”を決めた
  • □ 年1回だけ見直す日をカレンダーに入れた
  • □ 下落時の“投入ルール”を数字で書いた
  • □ アプリ通知は必要最小限
  • □ 家計(パートナー)と合意済み
  • □ “やめ時”は「目標達成・人生イベント」のみで、相場理由ではやめない

これで“怖いから動けない”は卒業。次は——具体的なファンド候補の見分け方(信託報酬・指数・分配方針)と、最適な積立日カレンダーをサンプル付きで解説します。

※本記事は一般的な情報提供です。最終判断はご自身で。リスクとコストをご確認のうえ、無理のない金額から始めましょう。