逃げ道②・③:金利の土台と“続ける仕組み”

逃げ道②:金利を取りにいく“安全土台”(個人向け国債・預金・定期)

  • 個人向け国債(変動タイプ)=金利情勢に合わせて利息が見直される/国の信用が裏付け
  • 普通預金・定期預金=流動性を確保しつつ、金利の高い口座をサブで持つ
  • 役割は「心の安定」:相場が荒れても“土台”があると積立を止めずに済む

逃げ道③:生活防衛資金+ルール化(“仕組み”でメンタルを守る)

  • 生活防衛資金=生活費3〜6か月分はいつでも引き出せる現金に
  • 用途別に分ける:「使うお金(給料受取口座)」/「守るお金(防衛用)」/「増やすお金(新NISA積立)」
  • お金の通り道を固定:給料日→自動で①防衛資金 ②積立 ③残りで生活、の順に“先取り”

余剰100万円がある想定の“置き場所”たたき台

  • 30万円:生活防衛の初期バッファ(普通預金)
  • 30万円:個人向け国債 or 定期で土台づくり
  • 40万円:新NISAの積立原資として“12分割”で自動化(いきなり全額一括はしない)

今やるチェックリスト

  • □ 証券口座で全世界インデックスを1本だけ選ぶ
  • □ 毎月1万円・給料翌営業日に自動積立をON
  • □ 生活防衛資金(最低3か月分)を別口座で確保
  • □ 国債・定期などで“土台”を1本用意
  • □ 積立は止めないルール化(見直しは半年に1回だけ)

ここまでやれば、“現金だけ”の不安からは卒業。次は「100万円を“放置”は損? いま変える3つの置き場所」へ――“置き方の順番”で、未来の安心はもっと変わります。▶